2014/08/24 Category : 未選択 物に宿る物 最近、AIBOのサポートが切れるなんてのが話題になっていました。AIBOをペットの様に飼っていた人にとっては切実な問題みたいです。たかがロボットの事と思いつつ、そういう物に対して魂があると感じるのは、日本人のメンタリティに昔からある物なのかもしれません。 例えば、長い間、大切にしていた物が妖怪に化ける、付喪神になるなんて考え方が昔からありますし、針供養のように物を供養するという考え方もあります。こう考えると、より生き物に近いAIBOをペットのように感じる事はそれほど変な事ではないのかなとも思いました。人に似せた完ぺきなロボットが完成されたとして、それに魂が宿るのかと言う、昔からあるロボットのテーマもあります。 そこに意識が宿って、人と友好関係を結ぶ、反乱するなんてところまでいくとちょっとSFになってしまいますが、どこまでたどり着くことが出来るのだろうと思ったりします。そう考えると、人とロボットの境目と言うのも実はとても曖昧な物ではないかなんて、哲学的な事を考えたくもなってきてしまいます。そんなSFみたいなことを真剣に考えないといけない時代が来るんでしょうかね。このAIBOの話を聞いて、実はその先駆けとなるお話なのではと、ちょっとというか、かなり大げさに考えたりしました。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword